チャットボットのおすすめ8選を紹介!サービスを比較するポイントは?

コラム

比較のポイントを知って、最適なチャットボット選びを

現在では、問い合わせ業務やマーケティング業務の効率化を目的としてチャットボットを導入する企業が増えています。

中にはチャットボットの導入が未実施の企業もあり、これから導入を検討しているケースもあることでしょう。しかし、チャットボットサービスの種類は多いため、どれを導入すれば良いのかがわかりづらく感じてしまいます。

この記事では、最適なチャットボットサービスを選ぶために知っておきたい比較のポイントや選び方について説明します。また、記事の後半ではおすすめのチャットボットサービスを紹介します。

チャットボットサービスを選ぶ場合に比較するポイント

チャットボットのサービスを選ぶ場合に比較するポイントとしては以下の5点があります。

・言語認識精度の高さ
・機能
・価格
・他のツールとの連携
・カスタマイズのしやすさ

それぞれのポイントについて、以下で説明します。

言語認識精度の高さ

チャットボットの言語認識精度は重要です。入力された質問に対し、「その質問には、答えられません」が連発するようだと利用されなくなり、コストが無駄になるだけでなく機会損失にもつながりかねません。

言語の認識精度については、ベンダーにデモをしてもらったり、無料トライアルを利用するなど実際に試して体感してみることをおすすめします。

機能

チャットボットはそれぞれのサービス内容によって搭載されている機能が異なります。

例えば、一定のシナリオに沿って回答する「シナリオ型」のサービスもあれば、AIが機械学習を重ねてデータを蓄積し、適切な回答が行えるようになる「AI型」のサービスもあります。

また、完全にチャットボットのみで対応するのか、それともチャットボットが対応しきれない場合は有人対応を行うのか、という点も考慮する必要があるでしょう。

そのほか、チャットボットがユーザーにとって使いやすいか、という点も重要なポイントとなります。

チャットボットのサービスを適切に選ぶためには、チャットボットをどのようなシーンで利用するのかを明確にしておくことがポイントです。

価格

チャットボットは多くの場合クラウドサービスによって提供されているため、月額費用がかかります。また、カスタマイズが可能なチャットボットはそれに加えてカスタマイズの費用も必要となります。

導入を決める際のポイントは、現状のオペレーションコストよりもチャットボットの導入費用の方が安上がりになることです。

問い合わせの受付業務など、人員によって処理している場合は人件費がかかるためコストが高くなりますが、チャットボットを導入すれば人件費を抑えられるため、多くの場合はチャットボットの導入でオペレーションコストを抑えられます。

他のツールとの連携

チャットボットを導入する場合には、他のツールと連携ができるかどうかもチェックしておきましょう。

例えば、LINEやFacebookメッセンジャーと連携できれば、個人の顧客にとってはチャットボットを利用しやすいと感じます。また、チャットワークやSlackなどビジネス向けのチャットツールと連携できれば、社内でのチャットボットの運用が容易に行えます。

カスタマイズのしやすさ

そのほか、チャットボットを導入する場合にはカスタマイズをしやすいかどうかを確認しておきましょう。チャットボットのカスタマイズが行えれば、顧客にとって利用しやすいチャットボットに仕上げられます。

カスタマイズできる内容としては、チャットが表示される枠(テーマ)のデザイン変更、吹き出しアイコンやオペレーターアイコンの設置などがあります。

カスタマイズしていない状態でもチャットボットは十分に利用可能ではありますが、より使いやすいチャットボットを目指したいならカスタマイズできることが条件となります。

チャットボットのタイプは大きく分けると2種類

チャットボットのサービスについて大きく分けると、以下の2種類となります。

問い合わせ対応型

マーケティング支援型

それぞれのタイプについて説明します。

問い合わせ対応型

問い合わせ対応型のチャットボットを利用すると、チャットボットが問い合わせに応じるため、問い合わせの受付業務が効率化します。

問い合わせ対応のチャットボットは社外の顧客向け、社内の従業員向けに分けられます。社外の顧客向けのチャットボットはカスタマーサービスで利用され、社内の従業員向けのチャットボットは社内ヘルプデスクで利用されます。

顧客、または社内の従業員からの問い合わせ対応をチャットボットが行うことによって、問い合わせ業務を人手によって行う必要がなくなるため、コストの削減につなげられます。

また、チャットボットを導入すれば24時間365日いつでも対応が可能となるため、顧客が問い合わせを行いたい場合、夜間や早朝など、企業が業務を行っていない時間帯であっても問い合わせが行えます。チャットボットの導入によって顧客の利便性が向上します。

マーケティング支援型

マーケティング支援型のチャットボットを導入すると、商品の売上アップにつながりやすくなります。

マーケティング支援型のチャットボットの一例としては、顧客がある商品について調べるためにサイトを開いたとき、チャットボットが立ち上がるケースがあげられます。

顧客がある商品についてサイトを開く場合、その時点で顧客は商品に関する興味が高い状態といえます。

その状態でサイトの画面上にチャットボットが立ち上がると「商品に関するくわしい情報をチャットボットで調べられます」というように、チャットボットが顧客に話しかける形で商品の提案を行います。

つまり、チャットボットが顧客の購買意欲を高めている状態といえるでしょう。

マーケティング支援を目的としてチャットボットを導入すれば、自社の商品について興味を持っている顧客に加え、商品についてさほど興味を持っていない顧客に対しても購買意欲を高められる効果が期待できます。

おすすめのチャットボットサービス8選

この項目では、おすすめのチャットボットサービスとして、以下の8つを紹介します。

・FirstContact
・SupportChatbot
・hitobo
・Chat Plus
・BOTCHAN EFO
・KARAKURI
・hachidori
・CAIWA Service Viii

FirstContact

FirstContact(ファーストコンタクト)は、株式会社バイタリフィが提供しているチャットボットサービスで、AI機能を搭載しています。

月額料金スタンダードプランが2,980円、プレミアムプランは12,000円、プロプランは25,000円です。また、初期費用は無料です。

なお、機械学習の代行の利用、学習運用サポートのサービスの利用、後述するSNSとの連携を行う場合は別途費用がかかります。

FirstContactはLINE、Facebookメッセンジャーと連携しており、WebサイトのほかSNSを通じて利用できます。また、有人対応のサービスを代行で行っているため、チャットボットが対応しきれない問い合わせにも対応します。

SupportChatbot

SupportChatbot(サポートチャットボット)は、株式会社ユーザーローカルが提供しているチャットボットサービスで、AI機能を搭載しています。

同サービスの特長は「クラウドサービスだからこその圧倒的な低価格」である点です。なお、初期費用と月額料金に関しては問い合わせが必要です。

また、「高性能会話エンジン」は、自然な形での言語処理に特化したAIを搭載しており、顧客の問い合わせに対し、自然な会話で対応します。そのほか、チャットボットの構築を自社で行うことが難しい場合は、専任の担当が代行するため、充実したサポート体制となっています。

hitobo

hitobo(ヒトボ)は、アディッシュ株式会社が提供しているチャットボットサービスで、AI機能を搭載しています。

月額料金は66,000円~となっています。hitoboは30日間の無料トライアルを利用できます。

hitoboの特長は、チャットボットの運用を開始するまでの期間が短いことです。例えば、シナリオ型の機械学習を行う場合、一般的なチャットボットサービスは運用開始まで1~3ヶ月ほどかかるのに対し、hitoboなら3日~2週間程度で運用を開始できます。

そのほか、表記揺れに自動対応しています。例えば、チャットボットの問い合わせで「費用について」と入力すると、費用という単語に関連して「料金」や「価格」という単語も認識できる仕組みであるため、チャットボットの設定作業の負担が軽減されます。

ChatPlus

ChatPlus(チャットプラス)は、チャットプラス株式会社が提供しているチャットボットサービスで、AI機能を搭載しています。また、ChatPlusでは10日間の無料トライアルが利用できます。

プランは5種類あり、月額料金は以下の通りとなります。なお、以下に示した金額は年契約した場合の月額料金です。月契約の場合は下記の料金と比べると割高になります。

・ミニマムプラン:1,650円

・ビジネスライトプラン:10,780円

・ビジネスプラン:17,380円

・プレミアムプラン:30,800円

・AIチャットボット:165,000円

ChatPlusの特長は、JavaScriptのタグを配置するだけですぐに利用できることです。ChatPlusは、手軽にチャットボットのサービスを始めたい場合に最適です。

BOTCHAN EFO

BOTCHAN EFO(ボッチャンEFO)は、株式会社wevnalが提供しているチャットボットサービスで、30日間の無料トライアルが利用できます。

EFOとは、Webサイトに訪れたユーザーをできる限り離脱させないようにする対策のことです。BOTCHAN EFOは世界で初めてチャットEFOの自動生成を実現しました。

プランはミニマムプラン、スタンダードプラン、プロプランの3種類があり、月額料金は以下の通りです。

ミニマムプラン:10,000円

スタンダードプラン:20,000円

プロプラン:30,000円

申し込みから利用開始までの流れは、新規登録、基本情報入力、シナリオ編集、タグ設置の4つのステップだけなので最短10分でチャットボットの作成が完了します。

KARAKURI

KARAKURI(カラクリ)はカラクリ株式会社が提供しているチャットボットサービスで、AIを搭載しています。

KARAKURIの特長は納品までにチャットボットの精度を高め、即戦力の状態で納品する点にあります。

チャットボットの精度が高い状態で納品できれば、チャットボットの受け答えは的確なものとなり、顧客としては満足度が高まることでしょう。それにより、業務の効率化が期待できます。

なお、初期費用と月額料金に関しては問い合わせが必要です。

hachidori

hachidori(ハチドリ)はhachidori株式会社が提供しているチャットボットサービスで、AIを搭載しています。

hachidoriの特長は、幅広い用途のチャットボットを開発できる点です。カスタマーサポート、社内ヘルプデスクなどの問い合わせ対応や、リード獲得、顧客関係構築などマーケティング関連に至るまでカバーできます。

それを可能としたのは、hachidoriがこれまでに7,000を超えるチャットボットを開発した実績を持つためです。高いシナリオ設計力と高性能な会話エンジンを有していること、そして経験豊富な専任チームがチャットボットの運用をサポートします。

月額料金に関しては問い合わせが必要です。

CAIWA Service Viii

CAIWA Service Viii(カイワ サービス ヴィー)は株式会社イクシーズラボが提供しているチャットボットサービスです。2007年からサービスを提供しており、チャットボットの草分け的な製品です。

・高い言語認識精度
・構築とメンテンナンスが容易
・Microsoft Teamsなどのビジネスチャットツールでも利⽤可能
・社内の電⼦⽂書を探せる全⽂検索機能搭載
・世界100⾔語以上に対応

CAIWA Service Viiiは、長期間にわたって学習を積み重ねてきたAI会話エンジン「CAIWA」を搭載しています。そのため、言語認識精度が高く、しかも学習速度が速いのが強みです。特に日本語の認識精度の高さはトップクラスです。

また、構築とメンテンナンスを簡単に行えるツールが用意されており、これまでに製品を利用いただいた多くの企業様から意見を反映させたものとなっています。このツールは、UIカスタマイズやQAデータの登録・テスト、サービススタート後のメンテナンスとレポートまでワンストップに行うことができるようになっています。

なお、CAIWAは自社開発のため、何か問題が起きてもすぐに対応できるのと、導入企業の要望に柔軟に応えることができます。

問い合わせコストが65%削減されたという実績数値もあり、導入効果が高いため、利用継続率も非常に高く長期間利用している企業も多いです。

Microsoft Teamsなどビジネスチャットツールと連携できたり、バックオフィスにおける業務効率化を実現する機能も充実しており、特に社内向けの用途ではおすすめです。

▶︎CAIWA Service Viii詳細

まとめ

チャットボットのサービスを選ぶポイントは「どのような目的でチャットボットを導入するのか」という点にあります。例えば、問い合わせ業務やマーケティング業務の効率化などがありますが、それが明確になっていれば、利用するチャットボットのサービスの種類がしぼられます。

チャットボットを選ぶ際に比較するポイントとしては「言語認識精度の高さ」「機能」「価格」「他のツールとの連携」「カスタマイズのしやすさ」があります。機能面を重視するのか、価格をできる限り抑えたいのかなど、利用するうえで重点に置きたいことをあらかじめ決めておきましょう。

現在、チャットボットの利用は日常的になりました。利便性の面からみると顧客と企業にとって必要不可欠なサービスになりつつあります。自社に適しているチャットボットを導入し、顧客満足度や従業員満足度の向上を図りましょう。

費用対効果が高いイクシーズラボの高性能AIチャットボット

AIチャットボットCAIWA Service Viii

AIチャットボットCAIWA Service Viii

Viiiは、導入実績が豊富で高性能なAIチャットボットです。学習済み言語モデル搭載で、ゼロからの学習が必要ないため、短期間で導入できます。導入会社様からは回答精度が高くメンテナンスがしやすいと高い評価をいただいています。

サービス詳細ページへ >

イクシーズラボが提供する次世代のAIチャット型検索システム

CAIWA Service CoReDA

AIチャット検索CAIWA Service CoReDA

CoReDAは、AIを活用した高度な検索機能により容易に目的の情報を得ることができるチャット型の情報検索システムです。データを取り込み基本設定をするだけで、絞り込み検索シナリオやQ&Aを手間なく作成できるのが特徴です。

サービス詳細ページへ >