言語認識精度の高い自然言語処理エンジン「CAIWA」を利用したAIチャットボットで問い合わせ対応コスト削減と顧客満足度アップを実現!

テスト、メンテナンス

ではでは、
キャラクターもできたし、知識も構築した!アクションもつけた!スタンバイOK!
と思ったのですが、違ったんですね~。

今の状態では、ただただ膨大な知識をリストとして登録しただけ

いわば、詰め込み型教育です。

上司に
「このままでも回答できるけど、回答率をあげるにはもっと別の言い回しも追加した方がいいよ」
といわれました。

どうやら、代表として登録する「代表文」の他に「同義文」というものがあって、この時点では「代表文」だけを集めた状態だったようです。
「代表文」と同じ内容の質問なのだけれど、違った言い方をしている文章を「同義文」といい、「同義文」を追加することでより代表文にヒットする確率があがるという説明をうけました。

「え? ちょっと待って、どういうこと?」
「いっぱい質問を考えないといけないの?? 何それ、それって人工知能っていえるの??」
「そんなぁ・・・言い回しなんて一体いくつあると思っているんですかー!」

そう、私は上司に怒鳴りました(心の中で)。
気分はどよーんです、ややくじけそうでした。

そんなとき、上司から天使のささやきが!

「大丈夫、そんな顔しなくていいよ! CAIWAプラットフォームには「意味認識エンジン」が備わってるので、全文一致しなくても答えられるよ! 」

どうやら、CAIWAエンジンが意味認識をするので、文章のゆらぎをある程度吸収してくれるということでした。
どういうことかというと、例えばお台場までのアクセス方法を聞く場合、少なくとも下記のような質問が考えられると思いますが、なんと、これら全て同じ文章だと認識してくれるのです!!

◆これ全部同じ意味と認識してくれます!◆
・お台場までのアクセス方法
・お台場までどうやっていけばいいですか?
・お台場への行き方
・お台場まで行く方法が知りたい
・お台場までの交通経路

つまり、全て登録しなければならないというわけではなかったのです。
CAIWA頭いい!

入力された質問に回答できたかどうかの判定結果は「テストツール」を使って確認できる
テストをすると、「代表文」と意味が近い(ヒット)か遠い(無ヒット)か一目で分かりました。

「代表文」と意味が遠い(無ヒット)と判定された文章だけど、同じ回答を出したいものについては、「代表文」の「同義文」として追加していきました。
「同義文」として追加することで、「代表文」と同じ意味のグループだよーっとAIチャットボットが認識してくれるようになったのです。
この「同義文」として追加する作業はなかなか時間を要しました。
そして、なんとかAIチャットボット「ゆうい」ができあがりました。


と、そのタイミングで開発部隊からとある報告がきました。

「テストツール」を強化したバージョンが完成!

強化というからには、良くなっているに違いない。
どこが変わったのだろうと思って使ってみると、すごく使いやすい!

下記の画像がリニューアルしたテスト結果なのですが、結果が表示されるだけでなく、どの代表文に追加すればいいのかが表示されていますよね?

今までは、ただ判定結果が表示されているだけでした。
そのため、「この代表文にいれたらいいかなー?それともこっちかな?」と、似た感じの「代表文」があった場合に、どちらの「代表文」に追加すればよいのか迷ったり、「この文章に似た感じのあったけど、どんなのだったっけ?」というように、なかなか自分が思っている「代表文」を思い出せなかったりとすごく苦労しました。

それが改善されて、「候補文」として3つの候補が表示されるようになったのです。

しかも、「候補文」に追加する方法がいたって簡単!!
画像中の赤枠で囲まれた「お台場までのアクセス方法」のように、「候補文」をクリックするだけで「同義文」追加できるようになったのです。
なんと画期的!

あまりに使いやすくなっていたので、上司に「私が作成している時にぜひこの機能が欲しかったです。」と訴えたところ、「どれだけ便利になったかを、ユーザー視点で感じてもらいたくてね!ハハハ!」って言われました。
計画的犯行!(泣)



そんなわけでこれを読まれている皆様は、この便利な「テストツール」を使って私よりも楽に作業ができるはずですよ。

さらに!
この場を借りてもう一つ新機能を紹介しておきます。

新兵器登場「メンテナンスツール」!!

完成後、AIチャットボットをWEBという開かれた世界に公開しますよね?
そうすると、あらゆる人があらゆる質問を投げかけてきます。
残念ながら、準備万端整えたはずの最初の知識だけでは答えられない事が多々でてきます。
その結果をみて、「どうしよう、こんなジャンルまで聞かれるんだ、質問の登録がきりないよ。」などと思うでしょう。
でも大丈夫です、そのための強い味方が「メンテナンスツール」です。

弊社のCAIWAにはログを保存する機能がございますが、「メンテナンスツール」を使用すれば、簡単に新しい知識として登録することが可能です。
もちろん「同義文」として追加した方がよさそうな文章は「候補文」が表示されていますので、ワンクリックで登録が完了です!
もう、バシバシ登録してください!

AIチャットボットが日々成長できる秘訣は、この「メンテナンスツール」の利用なのです。
私は。この楽々メンテナンス三昧でAIチャットボット「ゆうい」に愛情を注いでいますよ^^
ちなみに、最初は30分位毎日行っていましたがロボットが成長するにつれ、3か月位たつと週に3回位に減りました。
アクセス数にもよりますが、メンテナンスの頻度は日々減っていくようです。
うまくいけば、月に1度位で良いほど成長する日もくるでしょうね。